ロボアドバイザーを徹底比較!当サイトが選んだロボアドはこちら!

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ロボアドバイザーを検討しているけれど、種類が多すぎて選べない方向けの記事です。

大手のロボアドバイザーを比較して、ポイントを解説します。

ロボアドバイザーを比較したい方、どう選べば良いのか知りたい方は参考にしてください。

この記事のまとめ

  • 運用年数が長いロボアドバイザーがいい→ウェルスナビ
  • 実績の良いロボアドバイザーがいい→ROBOPRO
  • 手数料を抑えた運用がしたい→オンコンパス
  • 為替変動リスクが嫌・安定的な運用コースを希望している→楽ラップ

ロボアドバイザーとは

ロボアドバイザーとは、簡単な質問に答えるだけで個人にあった最適な資産配分を提案してくれるサービスのことです。

自動で売買してくれる「投資一任型」のものと、資産配分だけを提案してくれて売買の設定は自分で行う「助言型」があります。

圧倒的に数が多いのは「投資一任型」、日中忙しくて相場を見ていられない現役世代に特に人気です。

投資一任型

投資一任型は、自動で運用してくれるサービスです。投資一任型のポイントは以下の通りです。

投資一任型ロボアドのポイント

  • 個人の資産運用の目的にあった資産運用方法を助言する。
  • 自動で運用してくれるため、自分で売買する手間がない。
  • 運用状況は日々専用ページから確認できる。
  • 必要に応じて資産配分を調整してくれる。
  • 売買を任せているため手数料は高め。

(ロボアドバイザーの預かり資産の多いトップ5)

ロボアドバイザー預かり資産サービス開始
ウェルスナビ9,832億円2016年7月
お金のデザイン「THEO」2,110億円2016年2月
楽天証券1,129億円2016年7月
フォリオ「ROBOPRO」1,055億円2020年1月
マネックス証券
①「マネックスアドバイザー」
②「on conpass」
680億円①2017年10月
②2017年8月
(2023年12月末時点の金額)

上位3社は2016年にサービスを開始しており、今年で8周年を迎えます。大々的に広告を出していたので、名前だけは知っているという方も多いのではないでしょうか。

ROBOPROは2020年からサービス開始と、ロボアドバイザー界では若手です。

マネックス証券はあまり広告を出しておらず、元々マネックス証券で取引がある方以外は知らなかったというケースが多そうです。

助言型

助言型は基本的に手数料がかかりません。

簡単な質問に答えると、その人に合った資産の配分を教えてくれるサービスです。

ハイリスクハイリターンな投資を希望する方には株式比率が高く、反対にローリスクローリターンを希望する方には債券の比率が高くなります。

助言型のポイントは以下の通りです。

助言型のポイント

  • 運用は投資家本人が行う必要がある。
  • 運用状況は専用ページで日々確認できる。
  • 投資配分の調整は投資家が自分で行うケースと自動設定できるケースがある。
  • 投資家1人1人に合った資産配分と運用方法を提案してくれる。

(代表的な助言型のロボアドバイザー)

  • 松井証券「投信工房」
  • マネックス証券「マネックスアドバイザー」

助言型は手数料が無料なためか、あまり利用できるところが少ないので注意しましょう。

5大ロボアドバイザーはどこ?

ロボアドバイザー界のトップ5を紹介し、基本的な性能を解説します。

ウェルスナビ

(ウェルスナビ基本情報)

運用コース5コース
コースの選択方法自分で選択可
年率コスト(手数料)1.1%
年率コスト(ETFの信託報酬)0.07%~0.13%(※預かり資産全体から引かれる)
最低投資金額1万円
最低積立金額1万円
積立頻度月1回
定額月5回
定額複数回
定額カスタム
投資内容ETF(10銘柄)
投資対象米国株
日本株
先進国株
新興国株
米国債券
世界総合債券

米国不動産
ウェルスナビのポイント5コースを自分で選択できる
積立頻度がカスタマイズできる
NISA口座に対応

ウェルスナビはコースが5つあり、質問に答えて提案されたコースにしてもいいし、自分でカスタムしてもいいようになっています。

投資対象がETFなので、信託報酬が低い点も魅力です。

ETFは厳選された10種類に絞られており、どれも売買高が多く信用度の高い銘柄です。

ただ手数料が年率1.1%なので、少し高いかなという印象を受けます。

お金のデザイン「THEO」

(THEOの基本情報)

運用コース1コースのみ
コースの選択方法自動で適用
年率コスト(手数料)1.1%
年率コスト(ETFの信託報酬)THEOが負担
最低投資金額1万円
最低積立金額1万円
投資内容ETF(30銘柄)
投資対象米国株
日本株
先進国株
新興国株
米国債券
世界国債(米国除く)
米国不動産
世界不動産
金や銀、エネルギーなどコモディティ
NISA口座対応の可否コースが1コースなので悩む必要なし
信託報酬をテオが負担と明記
AIによる予測自動売買でリスク回避

THEO(テオ)は「お金のデザイン」が運営するロボアドバイザーです。

テオの運用コースは1つだけで、AIがその時の相場に最適な売買を繰り返してくれます。

コースによってリスクが異なると聞くと不安に感じる方や、コースを選ぶのが面倒な方におすすめです。

ETFの信託報酬はテオが負担すると公式サイトに明記されていました。

通常、投資信託やETFの信託報酬は預かり資産全体から引かれてしまうので、この点も他社と違うポイントです。

ただウェルスナビと同じく、信託報酬のETFに投資しているのにコストが1.1%と高いなぁと感じてしまいました。

FOLIO「ROBOPRO」

(ROBOPROの基本情報)

運用コース1コースのみ
コースの選択方法自動で適用
年率コスト(手数料)1.1%
年率コスト(信託報酬)公表なし(※預かり資産全体から引かれる)
最低投資金額10万円
最低積立金額1万円
投資内容ETF
投資対象米国株
先進国株
新興国株
米国債券
ハイイールド債券
新興国債券
不動産
ROBOPROのポイント1コースなので悩む必要なし
AIによる予測自動売買でリスク回避
運用実績が良い

ROBOPROもテオと同様に、AIが相場を予測してその時勢に最適とされるポートフォリオを自動で売買する仕組みになっています。

株式市場が下落した時は、守りの資産である金の比率が高くなっています。

攻めの株式・ハイイールド債と守りの資産である金をバランスよく組み入れてあるので、かなり効率的な運用ができるのではないかと感じました。

ETFの信託報酬がどの程度なのかについては明記されていませんでした。

手数料が他社と同じく1.1%です。

楽ラップ

(楽ラップの基本情報)

運用コース5コース
コースの選択方法自分で変更可
年率コスト(手数料)(固定報酬型)0.715%
(成功報酬型)0.605%+運用益の5.5%
年率コスト(信託報酬)最大0.1438%(※預かり資産全体から引かれる)
最低投資金額1万円
最低積立金額1万円
投資内容国内の投資信託
投資対象日本株
先進国株(為替ヘッジあり・なし)
国内債券
先進国債券(為替ヘッジあり・なし)
新興国債券
国内不動産
先進国不動産
楽ラップのポイントリスクの高いコースでも債券が入るので比較的安定運用できる
投資信託での運用なので為替の変動リスクに対応
下落ショック軽減機能がある

楽ラップは国内の投資信託で運用を行うロボアドバイザーです。

ETFは主に米国に上場しているため為替変動の影響が大きくなります。

一方で、投資信託は「為替ヘッジ」という為替変動リスクを抑える方法で運用されているものがあるため、為替が変動するリスクを取りたくない人には楽ラップはおすすめです。

コストも他のロボアドバイザーと比較すると低い点も魅力的です。

信託報酬を入れても「0.8588%」もしくは「0.7488%」なので1.1%よりずっと低いことがわかります。

他のロボアドバイザーは債券が「米国債券」「世界債券」ですが、楽ラップは「国内債券」になっている点も違います。

下落ショック軽減機能があるので、リスクをあまり取りたくない人向けのロボアドバイザーだと思います。

マネックス証券「on compass」

(オンコンパスの基本情報)

運用コース8つ
コースの選択方法自動で適用(自分での変更不可)
年率コスト(手数料+信託報酬)0.9775%
最低投資金額1,000円
最低積立金額1,000円
投資内容ETF
投資対象国内債券
外国債券
国内株式
外国株式
不動産
オンコンパスのポイントETFで運用するロボアドの中で手数料が最も低い
8コースと運用コースが豊富
積立コースの他に、資産寿命を伸ばすコースなどもあり運用手法が多彩

マネックス証券のオンコンパスは、1,000円から投資可能な点が他と異なります。

ETFに投資を行うロボアドバイザーとしては、手数料が1.1%を切る点も評価が高いと思います。

少額から投資を始めたい方や、手数料が気になる方に最適です。

また一般的な積立運用の他に、「目標を決めて積立」や「大きな資産で投資を始めて定期的に引き出す(=資産寿命を伸ばす)」方法があるのもポイントが高いと思いました。

国内債券の比率を0%にできたり、外国株式の比率を80%近くにできたりするのも個人的に好印象です。

個人的な意見ですが、リート(不動産)より金を入れてほしいなと思いました。

またAコースは国内債券の比率が高いので、相場の動きによってはマイナスになる、もしくはほぼ利益が出なそうです。

ロボアドバイザー選びで大切なポイント

ロボアドバイザーを選ぶ時は、何を重視したらいいのかポイントを解説します。

  1. 実績
  2. 運用コース
  3. 手数料

この3つは買付前に絶対に確認しておきましょう。

実績

ロボアドバイザーの運用成績は絶対に確認しましょう。

とはいえ、運用実績は単純に比較できるものではありません。

なぜなら、運用している内容が全く異なるからです。

米国の株式100%で投資している人と、日本の国債100%で運用している人の運用実績を比べることはできません。ある時点では米国株で運用している人の方が利益が出ていたとしても、相場が下落して損に転じれば日本国債で運用している人の方が利益になっているケースもあるからです。

難しい話ではありますが、金融庁のデータで公表されているものを比較してみます。(※詳しく見たい人は金融庁公式サイト「2022年末(4)ファンドラップ関連」をチェック)

(金融庁によるリターン実績評価・リスクの高いコース2022年)

3年リターンではROBOPROが最もリターンが高く、5年リターンではウェルスナビが最も高くなりました。

集計自体が2022年と2年前のものなので、現在のリターンは少し変わっているかもしれません。

ROBOPROのFOLIOが入っていませんが、2023年のロボアドバイザー実績は日経新聞に記載がありました。

(※詳しく知りたい人は日経新聞の記事をチェック)

(日経新聞での実績評価2023年・リスクの高いコースを比較)

ロボアドバイザー名5年リターン
1ウェルスナビ+69.7%
2オンコンパス+60.8%
3THEO+56.3%

ウェルスナビが安定して良い結果を出していることがわかります。

ロボアドバイザーの実績から見るおすすめの人

  • 運用実績の長いロボアドバイザーがいい→ウェルスナビ
  • コースで悩みたくない人→ROBOPRO
  • コストを抑えたい人→オンコンパス

選べる運用コース

運用コースが選べる方が、投資初心者の不安を軽減できるかと思います。

反対に、外国株式多めの比率でリスクを取れる、という人にも運用コースで銘柄の構成比率が確認できると良いはずです。

(運用コースの多さ比較)

1オンコンパス8コース
2ウェルスナビ
楽ラップ
5コース
4THEO
ROBOPRO
1コース

ウェルスナビと楽ラップは、5つあるコースからAIが提案してくれたものをそのまま運用しても良いですし、自分でコースを変更することができます。

オンコンパスは自動でコースが適用されるため、自分では変更できません。

リスク8が良くても、7や6が適用されてしまうと嫌な人もいるかもしれません。

THEOとROBOPROは、1つしかコースがないので悩む必要がない点が特徴です。

AIがその時の相場に最適と思われる比率で銘柄を自動で売買してくれます。

運用コースから見るおすすめの人

  • 運用コースを自分で決めたい→ウェルスナビ
  • 運用コースに悩みたくない→ROBOPRO

こちらがおすすめかと思います。

提案されたコースが自分のニーズと合致していれば、オンコンパスを選択肢に入れるのも良いでしょう。

手数料

(手数料の比較)

1楽ラップ(固定報酬型)0.715%
(成功報酬型)0.605%+運用益の5.5%
2オンコンパス0.9775%(信託報酬含む)
3ウェルスナビTHEOROBOPRO1.1%

楽ラップとオンコンパスの手数料は1%を下回っているため、コストが気になる人は楽ラップかオンコンパスでの運用がおすすめです。

各ロボアドバイザーが運用しているETFや投資信託は、保有している間信託報酬が発生します。信託報酬は預かり資産全体から引かれるため、個人の資産からマイナスになるものではありません。

とはいえ、コストが低いに越したことはないので、購入の前に信託報酬がどの程度なのか確認しておいた方が良いでしょう。

ささやか投資的まとめ・ロボアドバイザーおすすめの人別解説

こんな人にはこのロボアドバイザーがおすすめ!というのをまとめました。

お悩みおすすめのロボアドバイザー
コストは絶対に抑えたいオンコンパス
楽ラップ
運用コースで悩みたくないTHEO
ROBOPRO
預かり資産の多いロボアドバイザーがいいウェルスナビ
投資先の比率に自分で希望があるウェルスナビ
楽ラップ
(ニーズと合致すれば)オンコンパス
資産寿命を伸ばす運用がしたいオンコンパス(定期引き出しコース)
実績の良いロボアドバイザーを希望ウェルスナビ
ROBOPRO
少ない金額で始めたいオンコンパス
いつまでにいくら貯めるという目標があるオンコンパス
AIの予測自動売買でリスク回避したいTHEO
ROBOPRO
あまりリスクを取りたくない(安定運用・保守的な運用を希望)ウェルスナビ
楽ラップ
オンコンパス

当サイトでは、手数料と運用コースの銘柄比率から見てマネックス証券のオンコンパスで運用をしています。

ROBOPROと最後まで迷ったのですが、手数料が低い点と、いつまでにいくら貯める、その後何年かけて取り崩すという金額の入ったプランを見てオンコンパスに決めました。

興味のある人は、実録記事も参考にしてください。

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