【実録】100万円を松井証券の投信工房で運用してみた!メリットや注意点まとめ

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「松井証券の投信工房が気になっている」

「資産運用始めてみたいけど、何を始めたらいいの?」

こうした悩みをお持ちの人向けの解説記事です。

ずばり「100万円を証券会社に入れて、毎月3万円積み立てしたらいくらになる?」を実録します。

投信工房は簡単な質問に答えるだけで、ユーザーに最適な資産配分を提案してくれる松井証券のロボアドバイザーサービス。

簡単に積立投資が始められるのでおすすめです。

実際に利用したうえで感じたメリットとデメリットを紹介するのでぜひ参考にして下さい。

投信工房とは?ざっくり解説

投信工房とは、松井証券のロボアドバイザーサービスです。

簡単な質問に答えるだけで、自分にピッタリな資産配分を提案してくれて、積立投資が始められます。

気になる手数料は無料。

投資信託を保有している間にかかる信託報酬だけがコストなので、投資初心者にもおすすめです。

「資産運用始めたいけど、何をすればいいの?」

「投資に興味があるけど、何を買ったら良いのかわからない!」という人におすすめ!

(松井証券「投信工房」の基本情報)

サービス内容ポートフォリオ提案型
コースの種類5コースより選択可
利用料無料
最低購入金額100円~
購入頻度毎日/毎週/毎月
増額月の設定年2回まで可能
クレジットカード積立JCBカード
受け取れるポイント松井ポイントOkiDokiポイント(クレカ積立の場合)

JCBカードを利用している人はクレジットカードで積み立て設定もできるので、松井証券がおすすめです。

自動ポートフォリオ作成が魅力!

投信工房の特徴はAIが「自動でポートフォリオを作成してくれる」という点です。

「資産運用はやってみたいけど、結局何を買えばいいの?」という悩みを持っている人は多いはず。

その点、投信工房はAIが自動で何を買うべきか提案してくれるので、投資初心者でも簡単に資産運用が始められます。

例えば一番リスクの高いポートフォリオだと資産配分が以下のようになります。

株式の比率が多いのが特徴

反対に、一番リスクが低いポートフォリオだとこう変わります。

株式の比率が低く、あまり価格が変動しない債券の比率が高くなっています

予想される将来の資産額も大きく異なってきます。

積極型の予想資産額は約200万円と、上手くいけば10年で2倍近くになるかも?一方で、安定運用の方は144万円くらいとなっています。

1度設定したらあとはお任せでOK

投信工房は最初に積立の設定を済ませてしまえば、あとは放ったらかしでOKです。

買付日、買付金額はもちろん、資産配分が設定した配分から変更が合った場合は自動でリバランスしてくれる機能もついています。

株式市場の値動きをチェックして、売り買いする必要はありません。

1度設定したら、10年、20年と継続して将来の資産を育てる仕組みです。

今回のチャレンジ内容

という訳で、私が実際に100万円を松井証券に入金して毎月3万円ずつ投信工房で積み立てをしたらどうなるのか?をレポートしていきたいと思います。

「資産運用には興味があるけど、やっぱりちょっと怖い」

「実際に運用してる人たちに、どんな感じか聞いてみたい」

こんな風に思っている人は多いはず!

とはいえ、日本ではまだまだ投資や資産運用といった「お金の話=悪、詐欺」といったイメージがあるので、なかなか話しにくいし相談もできないものです。

「実際の積み立て投資ってこんな感じなんだな」と参考にしてもらえたら嬉しいです。

投資額:100万円/開始日:2025年3月18日

ちょうど普通預金に眠っていた100万円があったので、こちらで実験してみたいと思います。

開始日は2025年3月18日、毎月3万円を33カ月継続するイメージです。

設定したポートフォリオ内容

投信工房で提案されたポートフォリオを、私はこのようにアレンジしてみました。

(設定したポートフォリオの資産配分)

投資先変更前割合変更後割合
国内株式25%20%
先進国株式38%50%
新興国株式6%0%
国内債券4%0%
外国債券11%0%
国内リート(不動産)5%0%
海外リート(不動産)5%0%
コモディティ(金)5%30%
合計100100

ポートフォリオを変更した理由は主に4つあります。

初心者にも◎!ポートフォリオを変更した主な理由

  1. 8資産はさすがに分散しすぎで運用効率が落ちる
  2. 債券は自分にとってはローリスクローリターン過ぎるので不要→物価連動国債ファンドなどへの変更がおすすめ
  3. リート(不動産)は自分にとってよくわからない分野なので不要→不動産投資も分散したい人は入れても〇
  4. コモディティ(金)は実物資産であり、守りの投資先なので配分を増やしたい

こうした理由により、割合を0%に減らしたり、配分を増やしたりしています。

運用方針と目標、想定利回り

私のポートフォリオは「オリジナル」になりました。

項目変更前(積極型)変更後(オリジナル)
期待リターン8.0%7.4%
推計リスク15.1%16.1%
信託報酬0.1422%0.3060%
10年後の推計資産198万円185万円

期待リターンが減ったのに、リスクが増えました。そして信託報酬も上がっています。

このように言うと「リスクが増えて信託報酬も上がった=悪」と感じませんか?

実はそうとも言えないんです!

投資の世界でいう「リスク」を「損失」と勘違いしているケースも多いのですが、実は「値動きの幅」のこと。

「リスクが大きい」とは「値動きの幅が大きいよ」という意味になります。

また信託報酬も「コスト=悪」という風潮がありますが、そうとも言い切れません。

信託報酬は「運用をお任せするための手間賃」とイメージすると良いと思います。

自分の代わりに、投資信託会社の人が日々出金して銘柄を売買し、毎月運用報告書や目論見書などを制作して、運用データを更新してくれているので、そのための事務手数料、人件費、と考えると分かりやすいはず。

個別に自分の資産から引かれているわけではないので「投資信託の信託報酬は気にしなくていい!」というのが当サイトの見解です。

余談ですが、同じ信託報酬(手数料)であっても「変額保険の手数料は気にした方が良い!」と申し上げておきます。

運用実績レポート

2025年3月から毎月3万円で積み立てを継続するオリジナルポートフォリオ、どのような運用状況になっているのか解説していきます。

2025年4月:「開始1カ月動きは特になし」

特に動きはありませんでしたが、トランプ大統領の発言により相場が荒れてややマイナス。とはいえ、安い所で買えた!と思っています。

2025年5月:「トランプ大統領の発言で市場大揺れ」

引き続き、トランプ大統領と中国の関税バトルによって相場は揺れました。

しかし、3月と4月に、株が下がったところで買ったのが功を奏したのかプラスに。

松井証券では投資信託の保有残高に応じてポイントがもらえ、ポイントで投信積立ができるので「eMAXIS Slim先進国株式」が仲間入りしています。

開始3ヶ月の損益状況

5月28日現在「投資元本:90,000円」「利益:2,371円」となっています。

「投信工房」を実際に使って感じたメリット・注意点

投信工房のメリット

1:ポートフォリオを自由に組めるカスタマイズ性

最初にAIが提案してくれるポートフォリオも優秀ですが、自分で「ここは増やしたい/減らしたい」といった調整ができるのが良いなと思いました。

「おまかせ」だけじゃなく「自分で決めたい派」にも寄り添った設計です。

2:一度設定すれば「完全自動」で積立OK

最初に積立金額や投資先を決めて設定すれば、あとは自動で買付してくれます。

リバランス機能もあるので、放っておいても決めた配分割合に従って自動でリバランスしてくれます。

日々の値動きに一喜一憂せず、長期間コツコツ投資を続けたい人にぴったりです。

3:貯まったポイントがそのまま再投資に使える

 松井証券ではJCBカードを使えば、投信のクレカ積立でもポイントが貯まります。

クレジットカードでの投信積立をしない人も、投資信託を持っている残高に応じてポイントが受け取れます。

そのポイントをさらに投資に回せる仕組みがあり「ポイントも無駄にしない資産形成」が叶います。

投資=手間がかかるイメージを持っている人にも、「けっこう気軽にできそう」と思ってもらえるはず。

投信工房の注意点

分散投資はリスクを抑える方法としては最高なのですが「分散しすぎ」とも感じました。

提案してくれたポートフォリオには、国内リートや国内債券なども含まれています。

個人的には「初心者が最初から手を出すには慎重に判断したい」銘柄も混ざっているなと感じました。

初心者が気を付けたいポートフォリオ

国内リート → 値動きが不安定で、なぜ上がったのか下がったのか理由も難しい・分からないことが多いです。
国内債券 → リターンが極端に小さいので手数料負けして元本割れすることも多い

といったように「分散」の美名のもとに、リターンに貢献しにくい資産もある点は注意が必要です。

初心者こそ「分散しすぎない勇気」も大事かもしれない、と思いました。

まとめ|投信工房はこんな人におすすめ!

投信工房はこんな人におすすめ!

  • 投資初心者で、何から始めたらいいかわからない人
  • 自分でポートフォリオをカスタマイズしたい人
  • 少額からコツコツと積立投資を始めたい人
  • 自動でリバランスしてくれるサービスを探している人

投信工房は、「投資に興味はあるけど何から始めたらいいか分からない」という人にぴったりのサービスです。

ロボアドバイザーが自動で資産配分を提案してくれるので、専門知識がなくても手軽にスタートできます。

実際に100万円+毎月3万円の積立を始めてみたところ、初心者でも着実に運用を続けられる設計になっていると感じました。

設定後は基本おまかせでOK。リバランスや買付も自動なので、時間がない人や投資の勉強に不安がある人にもおすすめです。

ポートフォリオの自由度も高く、自分の価値観やリスク許容度に合わせてカスタマイズできる点も◎。

「なるべく手間をかけずに、でも納得感のある資産運用をしたい」

そんな人は、ぜひ一度投信工房をチェックしてみてください!